ルカたちと別れた のと同時ぐらいに、
以前 関係を持ってしまった彼から 電話がかかってきた。

 " 決着をつけなきゃ・・・・ "
一瞬だけ会って、その後でモト彼の家へ行こう。

そう思った私は、彼と会うことをオッケーした。

久しぶりに会う彼は、やっぱり かっこいい。
背も高いし、鍛え抜かれた身体つきに、キレイに彫られたタトゥーは、
誰かの作品を見ているみたい。アートっぽい。

でもって、その完璧なほどの身体からは、
触れてみたい、触れていたい、と感じさせる ある種の オーラが出てる。

聞くと モデル経験もあるそう。 やっぱりって感じ。
腕立て伏せは、毎日 100回+α、
逆立ち腕立ては、毎日 40回ほど しているという。
やっぱ陰で 努力してるんだなー。
単なるカッコつけじゃないところに、好感が持てる。

良かったのは ここまで。

私は別れ話を切り出した。
彼が若いことを理由にして、ふさわしい人を見つけなよ、って。
事実、彼はモテるから (友達が言ってたし、本人も認めてる)、
彼にとって 出会いや別れは、たいしたことじゃないだろう。
そんな風に思ってた。

お酒が進むにつれ、彼は私を求めてきた。
もちろん、拒む私・・・・。
だけど、そこは男。
強引にキスをされ、押し倒されてしまう。
とっても力が強い。抵抗できない。

強引に拒む私に、彼は、僕には必要なんだ。
僕が遊びだと思っているの? (っと いうようなことを言って)
怒りのぶつけるように
近くにあったグラスを壁に向かって投げつけた。

ガシャーンッ。

一瞬 何が起こったのか わからなかった。

そして、もう1つ。 ガシャーん。
徐々に状況が読めてきた。

こわい。こわい。こわい。

ひぇぇぇぇーー 超怖いよぉ。
もしかして、これが "ドメスティックバイオレンス" ってヤツぅ?
どうしよう・・・。

友達の誕生会で知り合った彼、
友達の友達で、見ず知らずの人 という訳じゃないから
大丈夫だと思う。 きっと大丈夫。 だから、

とりあえず 落ち着こう。
ホンモノかどうか見極めなきゃ。

このままの方法で抵抗し続けても、怒りを募らせるだけで
何の解決にもならないと感じた私は、とりあえずオッケーすることにした。

そしてその後、私は身体を震わせて泣いた。
かなりのオーバーアクションで。
これは女の特権。精一杯の、私なりの抵抗。

ふと正気に戻った彼は、動きを止める。

彼「泣かないで。どうして泣くの?? 」
私「・・・・・ 怖い。」 (続けて泣く。)
彼「大人でしょ? 泣かないで。どうして怖いの?」
私「さっきのグラス。今日は私やっぱりイヤ。」

(しばらく間があいて)

彼「ごめん。・・・・。」
その後、続けて彼がいった。

僕は、本当にキミのことが好きなんだよ。
今はダメだけど、仕事が上手くいったら結婚したいとも思ってる。
日本にも行きたい。
子供も欲しい。 
女の子は僕に似て、男の子は君に似て、2人くらいは欲しいね。
かわいいと思う。

(優しい語り口に、少しづつ気持ちが落ち着いていく。)
でもまだ油断はできない。
DVの人は、その後、後悔して、優しくなるって聞いたことがある。

そう、キミのためにご飯つくったんだよ。
僕の国の料理なんだけど・・・ 食べてみて。

今日は泊まっていってほしい。 etc...

私「ありがとう。でも、今日は帰る。」
彼「今度いつ会える? 明日、電話して。必ずね。」 etc...

とりあえず、無事に脱出。
長い1日だった。

とりあえず、今は何も考えたくない。
早く家に帰って、とにかく眠りたい・・・

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